何度でもやり直せばいい
もう一度ちゃんと生きて行こうと思った。
もう一度ちゃんと生きていきたいと思った。
何度で躓こうが、何度で倒されようが、何度で足を掴まれようが
その度に立ち上がって生きて行こうと思った。
それは生の執着ではないと思う。
自分への執着だと思う。
思ったより僕はプライドが高い。らしい。
このままで終わってたまるか、と思う。
「あーあの人は過去に辛いことあったから、どっかでねじ曲がって残念になっちゃったね」
と、思われたくない。思いたくない。
過去は過去で、その時点で完結させればいい。
こうやって人生の谷間に落ちるたびに、
「もういいや。人間失格だわ」
と、諦めそうになることもある。多々ある。
だけれどもやっぱり諦めきれない。大仰際が悪い。みっともない。
それでも行くよ